サッカー選手の伊藤選手が性的暴行で告訴人に2億円の損害賠償請求

東京
サッカー日本代表の伊東純也選手が性的暴行の疑いで女性2人に2億円の損害賠償を求める訴訟を起こしたと弁護士が発表した。


フランスのクラブ、ランスでプレーする30歳のウインガーは、昨年大阪で起きた事件の疑いで日本の警察の捜査を受けている。彼はいかなる不正行為も否定している。


伊藤代理人の加藤博太郎弁護士は「伊藤淳也さんは女性2人に対し、2億円の損害賠償を求める訴訟を起こした」と述べた。


加藤氏は記者団に「選手生命の期間は限られており、一刻も早く名誉を回復することが極めて重要だ」と語った。


地元メディアの報道によると、伊藤氏のフィジカルトレーナーも告発されたという。


伊藤選手に対する告発に関する報道は、同選手が先月カタールで開催されたアジアカップに参加中に日本の雑誌に掲載された。


日本サッカー協会はチームを「騒音」から守り、「サッカーに集中できる環境を提供したい」との理由で、準々決勝のイラン戦前に日本代表チームから離脱した。


伊藤は復帰後ランスで2度プレーしている。


ランスは「選手への支持…疑惑の事実を明らかにする具体的な要素を待ち、(クラブは)関連する法的進展を細心の注意を払って見守る」と表明した。


伊藤は日本代表として54試合に出場し13得点を記録した。