投資詐欺の日本人容疑者をインドネシアで拘束

ジャカルタ


東南アジアのインドネシア入国管理局は、日本人男性が日本で投資詐欺を働いた疑いでインドネシアで拘束されたと発表した。


岡山県の農業会社元社長、山崎裕介容疑者は2021年から指名手配されており、2020年2月に香港へ行くため日本を出国した。


シンガポール近郊のバタム島にあるインドネシア入国管理局は声明で、地元警察が1月31日にマレーシアへ向かう途中だった山崎さんを呼び止めたと発表した。山崎さんは他の6人とともに木造船に乗っていた。


警察の発表によると、偽名を使用していた山崎さんは身分証明書を何も持っておらず、2月2日に入国管理局に引き渡されたという。


入国管理局は、入国管理総局とジャカルタの国家警察本部が後に彼の本名を発見し、同氏が2021年4月2日にインドネシアに入国していたと発表した。


日本の捜査当局によると、2015年初め、43歳の山崎容疑者は、西山農園の従業員数名とともに、果物の転売ビジネスへの投資を勧誘し、数十人をだまし取った疑いが持たれている。