東京建設現場事故の背後にある重量計算ミス
東京建設現場事故の背後にある重量計算ミス
東京
JR東京駅近くの建設現場で昨年起きた死亡事故は、鉄骨の重量計算ミスが原因だった可能性があると捜査関係者が日曜日に明らかにした。
9月19日、大林組が建設中のビルの7階に鉄骨の梁が落下し、作業員2人が死亡、3人が負傷したが、警察は計算ミスを警察に通報した。
関係者によると、梁を支える仮設基礎に過剰な重量負荷が加わった可能性があり、警察は業務上過失致死容疑で捜査を進めている。
大林組は当初、長さ13~18メートル、計約48トンの梁が5本落下したと発表した。
大林組と大成建設の共同企業体が、JR東京駅から南東約350メートルのビジネス街にある敷地に、店舗や医療施設、バスターミナルなどを備えた51階建てのビルを建設している。
大林組は1月、ウェブサイトで、事故の責任は関係する労働者ではなく会社にあると述べた。
また、支持構造の強度計算を見直し、鉄骨梁の落下防止対策を講じた上で工事を再開したと発表した。
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